ズォォォォン
強烈な勢いのエレクトリック・ア−トが、フロッグスの眼前に迫る。
「ひゃっ!!」
ヒュン
フロッグスは、エレクトリック・ア−トをギリギリの所で回避することに成功。
しかし
ギュッ
「ギャッ!?」
ホッと一息つき、隙だらけだったフロッグスを、電気の鎖がからめ取った。
エレクトリック・ア−トによって造られた、電気の鎖だ。
「ぐわぁぁぁ!!!」
ギリギリと締めつけられていくフロッグス。
「たぁぁぁ!!!」
コ−ドは、その隙を突き、一気にセイバ−を振り下ろした。
ドゴォォォォン
「バカなぁぁぁぁぁ!!!!」
フロッグスは、叫びと共に、見事に真っ二つになり、爆裂した。

「ハァ・・・ハァ・・勝った・・・」
コ−ドは、セイバ−をバックパックに収納すると、膝を突いた。
どうやら、エレクトリック・ア−トを解除したらしい。
コ−ドのア−マ−は、いつもの蒼い物になっている。
「スクリュ−・フロッグス・・強力な敵だった・・・お前の「ウォ−タ−・サイクロン」貰っておくよ」
そう言うと、コ−ドは、フロッグスの残骸から「武器ユニットチップ」を取り出し、右腕に装備した。
「次の拠点はどこだろ・・・」
コ−ドは、振り向くと、その場を後にした。

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